NPO法人富山ダルクリカバリークルーズの

賛助会員のご案内

  

 

 富山ダルクが法人格を取得し、新たに20155月よりNPO法人富山ダルクリカバリークルーズ(以下、富山ダルクRC)として活動を継続しております。ここで日頃より大変お世話になっております皆様に、この富山ダルクRCにおける事業をより効果的にするため、当活動を支援して頂ける方、「賛助会員」になって頂ける方を、今年度も引き続き募集しております。

 

ダルク(Drug Addiction Rehabilitathion Center)1985年より薬物依存症治療施設として日本で初めて開設されました。

 

全国に広がる薬物問題の中で20085月に、この北陸にもダルクが開設されました。開設当初からこの地方でも多くの依存症に悩む当事者、家族と出会ってきました。多くの方々が苦しみのや孤立している状況でした。その中でこの依存症という病気の理解を地域に広め、当事者、家族の回復支援を行ってきました。

 

この依存症は病気であるが、現在の日本では病気としての認知が乏しく、刑務所等での刑罰にて国は対処しています。その上、現代社会において違法薬物だけでなく処方薬や、薬局等で直ぐに手に入る市販薬の乱用による依存症者も増加傾向にあり、深刻な問題が蔓延している状況になってきております。

 

回復支援は社会の中で心理的治療の継続、依存症に対する知識、そして本人が何かの役に立つという社会の有用な一員としての場を提供していく必要があります。依存症者の回復支援には、安心な居場所、新しい人間関係の構築、そして自立が可能なサービスを提供する必要があります。

 

当法人では 29年度より自立(生活)訓練事業が始まり、令和2年度5月より就労継続支援B型事業所が開設され多機能型事業所として活動を行っております。その中で、仲間たちが集まり、薬物などを使わない新しい生き方を確立できればと望んでいます。セルフヘルプグループの中で当事者が当事者をケアするピアカウンセリング及び勉強会や自助ミーティング、レクレーションにより、自己認知、自己肯定、他者への尊重や思いやりが生まれてきます。一人で問題の抱え込みを防ぎ、再度薬物に手を出したとしても居場所を失わず、継続した支援を行い、安心が生まれ生活できる場にしていくことを理念として掲げています。

 

どうかこの活動に賛同し、応援して頂ける個人または企業や団体を賛助会員として募集します。ぜひ富山ダルクRCの趣旨と現状をご理解頂き、賛助会員として、または寄付金によりご支援を賜りたく存じます。どうぞご協力のほどお願い申し上げます。

 

尚、賛助会員の方は、総会などのご参加は可能ですが、活動への議決権はございません。この富山ダルクRCの趣旨に賛同頂ける方々の応援会員です。

 

 

賛助会員年会費

 

 

賛助会員 (団体及び個人 何口でもよい)     

年会費 一口  3,000   円

 

 

何か不明な点や分からないこと、入会方法など詳しくは、NPO法人富山ダルクリカバリークルーズ、電話 076-407-5777 toyama-darc@nifty.comまでお気軽にお問い合わせ下さい。

皆さまのお力が本当に必要です。どうか皆様のご賛同、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

NPO法人富山ダルクリカバリークルーズ 

理事長 林 敦也